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月別アーカイブ: 9月 2013

SAKURA Internet Inc.

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10GbE H/W Offload NICの市場動向

SolarFlare-10GbENICv2-compare20130516v1みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

10GbE Hardware Offload NIC評価のご報告」でもご紹介した「RISING the Hardware Offload NIC 」について、その後も調査を行っております。

10GbE Hardware Offload NICについて、価格と機能面での差異で違いが出るかを体験してみましたが、性能では実際には同じ結果が出ています。

おそらくベンダーによっての違いはあるかと思われますが、一つの参考情報としてご活用頂ければ幸いです。

研究所コンテンツの拡散状況について

src-stat20130731v1みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は、弊社 研究所のコンテンツが世界にどの程度広がっているかをご紹介いたします。

左記は「研究所コンテンツは海外へどう拡散しているか?」(SlideShare)の中で分析を行った「コンテンツ閲覧しにきた地域」が薄茶色から緑にかけて表示されています。

日本と北米からの閲覧が多いのは、なんとなく分かるのですが、ほぼ全世界わたり広がっているのには、研究成果等への関心の表れとして、嬉しく感じています。

今後も皆様のお役に立つ技術情報の共有を行ってまいりますので、宜しくお願い致します。

次世代メモリ技術HMCの最新動向

hmc-memory-20130823v1みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

いよいよ量産化は始まると噂されている次世代メモリ技術HMC(Hybrid Memory Cube)の最新動向について調べています。

Hybrid Memory Opens a New Computer Era (Jim O’Reilly, Storage Engineer, 8/19/2013)Hybrid Memory Cube receives its finished spec, promises up to 320GB per second  (Jon Fingas, Apr 3rd, 2013) というニュースも報じられており期待は高まるばかりです。

三次元半導体技術は、今後主流になっていく技術の一つですので、広帯域・高速化するネットワーク技術と合わせて今後も調査を継続致します。

Hyper-V Server 2012への10GbE導入

hyper-v-10gbe-20130823みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は、Microsoft Hyper-V Server 2012に複数ベンダーの10Gigabit Ethernet NICを導入する実験を行いましたので情報共有致します。

コンソール上の「更新プログラムのダウンロードとインストール」から導入、Windows向けパッケージをダウンロードしてからインストールなど、その手法は様々でした。

動作は良好でHyper-V Server 2012を簡単に広帯域・高速化することが可能となりました。

小さなTIPSとしてはAndrei Lucaさん作のwget for windows (wget.vbs) が、たいへん活用できました。

システム構築の際の何かのお役に立ちましたら幸いです。

40/100GbE NICの注意点

40-100GbE-20130822v1こんにちは、さくらインターネット研究所 松本です。

サーバー上で40GbE NICを使う場合の注意点として、PCI Expressのバス規格上限について共有いたします。

現在主流のPCI Express Gen2では x8の場合、バス規格上限が32Gbpsとなり、40Gbpsには到達しません。

参考: Evaluation of 40 Gigabit Ethernet technology for data servers(PDF)

100Gigabitに向けた取り組み」でもご紹介したとおり、さらなる広帯域・高速化への課題は、まだまだ存在しています。

つれづれ研究紀行(9) 60Bay 4U BOX

quanta-mh4600-20130818v2みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回も2012年6月にCOMPUTEX TAIPEIで発表された高密度サーバーついて報告書からピックアップ。

 Quanta MESOS M4600H
Ultra-Dense 4U Disk Expansion Unit

 4Uに3.5インチHDDを60Bayを内包するストレージ筐体ですが、やはり重さが少し気になるところではあります。国内設備の場合、ラック単位での床荷重にも制限はありますので導入には注意は必要です。

IOT23への参加のお知らせ

1237609_200021106836206_1210844001_nみなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013 年 9 月 27 日 (金) 国立大学法人 電気通信大学で開催される第23回インターネットと運用技術研究発表会にて、

「災害コミュニケーションと視覚情報の共有」

と題して研究発表を行いますので、お知らせ致します。

ご興味ございましたら、ぜひご参加ください。