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年別アーカイブ: 2011

SAKURA Internet Inc.

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「さくらのクラウド」を例に見るネットワーク仮想化の設計と実装

さくらインターネット研究所の大久保です。

先日、株式会社ハートビーツさんが主催されている勉強会、hbstudy#27にて弊社クラウドサービスのネットワーク構成について発表を行いましたので、そのご報告です。

今年11月中旬に石狩データセンターの開所にあわせてクラウドサービス(さくらのクラウド)をリリース予定です。
そのネットワークの構築を私の方で担当しており、こちらの勉強会では、ネットワーク全体のアーキテクチャ、ネットワーク機器評価試験の際にはまりやすい(はまった)ポイント、今後の展開について説明をさせていただきました。

発表資料を以下にアップしておりますので、ご興味がありましたらご覧いただければと思います。

→ 発表資料:「さくらのクラウド」を例に見るネットワーク仮想化の設計と実装

A10ネットワークス様セミナー参加のご報告

みなさまこんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。

先日、A10ネットワークス様のセミナーに招待いただきまして、講演を行って参りましたのでそのご報告です。
A10ネットワークス様は、ロードバランサをはじめとした様々なIPv4枯渇、IPv6移行ソリューションを提供されているネットワーク機器メーカーです。

今回のセミナーでは、東京大学の江崎先生、関谷先生、またA10ネットワークス様の技術者の方から貴重なお話しをお聞きすることができました。

▽ A10ネットワークス様: ~Move Innovation A10 Forum2011~IPv4枯渇対策/IPv6移行セミナー
http://www.a10networks.co.jp/eventinfo/2011/ipv4ipv6.html

その中で私の方では、「さくらインターネットにおけるIPv4枯渇対策」と題して、私どもデータセンター事業者として必要となる、IPv4アドレスの確保、トランスレータ、IPv6サービス提供の3つの対策について、弊社での取り組みをご紹介させていただきました。

発表資料の方は本サイトにもアップしておりますのでご覧いただければと思います。
→ 発表資料 「さくらインターネットにおけるIPv4枯渇対策」

広帯域ネットワーク化と10GbE NICの変遷

クラウド化を支える仮想化環境の普及に伴い、サーバー側にも広帯域ネットワークの波がやってきています。以前であれば10GbEは十分な帯域とされていましたが、1台の物理サーバー上に搭載可能な仮想マシンの数も一般的に二桁を越えそうと云われる時期にくると、その次を見越した製品の投入も起こってきています。研究所でも、今後のサーバー環境の最新動向についてリサーチを重ねています。(写真: Interface Masters 社6Port 10GbE NIC)

@ITにてInfiniband技術連載のお知らせ(2)

2011年2月15日からアイティメディア株式会社 @ITにて連載しておりました「InfiniBandで変わるデータセンター内通信(後編)」の掲載が開始されました。

40Gbps帯域を使ったIP over Infiniband環境を低価格にぐっと身近に構築できる時代となり、よりいっそうクラウド環境での利用の将来性も見えてきた気がします。

 

VELOCITY 2011参加のご報告

さくらインターネット研究所 松本です。

2011年6月13日から6月16日まで米国で開催されているO’Reilly Velocity 2011に参加をして参りましたのでご報告致します。

Velocity2011ではWeb PerformanceとOperationに特化したカンファレンスであり、今後のWebサービス動向を示唆する先端的な技術情報のやり取りが行われていました。

日経Linux 2011年7月号にストレージの記事を執筆しました

日経Linux 2011年7月号

さくらインターネット研究所の大井です。

これまで研究所の鷲北・松本・大久保で日経Linux様への連載記事の執筆を行ってきましたが、7月号(6月8日発売)掲載の最終回は大井にて「IaaSのストレージ技術」というテーマで記事を書かさせていただきました。記事内では、IaaS環境におけるストレージに必要な条件を、従来のストレージシステムと比較して取り上げています。紙面の都合上比較的易しい内容となっていますが、お手に取ってご覧いただけましたら幸いです。

日経Linux 2011年7月号 目次(PDF)

COMPUTEX TAIPEI2011参加のご報告

さくらインターネット研究所 松本です。

2011年5月31日から6月4日まで台湾で開催されているCOMPUTEX TAIPEI2011に参加をして参りましたのでご報告致します。

世界最大級のコンピューター見本市でもあり、開催地を二拠点に構えて盛大に催されました。会場全てをくまなく巡るのに7時間程度を費やしました。

今後のコンピューター業界での先進的な取り組みを肌で吸収できる良い見本市でした。