「エッジ・フォグコンピューティングの成り立ちとネットワークインフラのこれから」講演資料公開
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
社外の勉強会(Infra Study Meetup #7)にてエッジコンピューティングについて講演させていただく機会がありました。その資料を公開いたします。
エッジコンピューティングというものがどうやって登場してきたか、また現在の業界各社での取り組み状況、エッジコンピューティングを作る際の技術や課題などについてまとめています。専門的深堀というよりは総合的俯瞰的な内容ですので(まさに俯瞰的と言っていいでしょう)、エッジコンピューティングよくわからないけど気になっている、という方にお勧めです。
[続きを読む]「さくらインターネット最新の取り組み」講義資料公開
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
この度、機会を頂き九州工業大学にて大学院の学生さんに講演させていただきました。「インターネット工学特論」という講義の1コマです。
さくらインターネットの取り組みについて自由に話してよいということでしたので、インターネットの成立から現在までの略歴に合わせてさくらとさくらのサービスの成長について説明する、というストーリーで資料を構成しました。また表題の通り、さくらでの最新の取り組みについても後半で簡単に触れております。ややオレオレ史観なところもありますが、それなりにわかりやすく作成できたかなとも思っております。
よろしければご覧ください。
資料のダウンロードはこちらからも可能です。
「プラットフォーム事業者としての今後のエッジコンピューティングのあり方について」というタイトルでパネル登壇しました
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
2019/11/27(水)〜2019/11/29(金)に開催されたITRC Meet46にて、「プラットフォーム事業者としての今後のエッジコンピューティングのあり方について」というタイトルでパネルディスカッション(エッジコンピューティング環境を考慮した次世代IoTプラットフォームに関するパネル)に登壇してきました。
[続きを読む]データ活用に関するさくらインターネットの取組事例、発表資料公開
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
さくらインターネット(および研究所)で実施中のデータ活用に関する取り組み、「Tellus(テルース)」と「データ流通実証実験」に関する紹介資料を公開いたします。この資料は、2019/09/12に開催される「官民データ活用共通プラットフォーム協議会(DPC)」の第4回事例研究会での講演資料です。
資料のダウンロードはこちらからも可能です。
高遅延環境でのPercona XtraDB Clusterの振る舞い
こんにちは、さくらインターネットの鷲北です。
Percona XtraDB Clusterを試す という記事では PXC を構築して動作させる手順を示したわけですが、これを使って実験をしてみたいと思います。まずは背景について説明していきましょう。
背景
ゆううきさん は エッジコンピューティングを生かしたウェブアプリケーションホスティング構想 という記事で、エッジコンピューティング環境下においてウェブアプリケーションがどのような課題をもつかについて論じています。そしてその中で、通信レイテンシ(遅延)の大きな(25ms-50ms)環境下においてデータベースが受ける影響について触れています。
本稿で取り上げたいのは、ウェブアプリケーションの構成パターンについて論じているところで示された、「3-tier構造をすべてエッジに配置、かつリーダーレスである構成」の例です。
このようなリーダーレスなデータベース・クラスタを構成するには、PXCはうってつけと言え、環境を簡単に構築することができます。またさくらのクラウドは東京と石狩にゾーンを持ち、その間を繋ぐ回線もあって、比較的大きな遅延も実現(?)できます。上図を模した実験環境を再現することができるのではないかと考え、実行したのが本稿です。
[続きを読む]Hosting Casual Talks #5でコンテナランタイムや分散クエリキャッシングの発表をしました
さくらインターネット研究所の坪内 (@yuuk1t)です。2019年3月22日にさくらインターネット福岡オフィスにて開催されたHosting Casual Talks #5にて、さくらインターネット研究所から発表した3件の発表を紹介します。当日の様子はTwitterのハッシュタグ #hostingcasualで眺めることができます。
[続きを読む]超個体型データセンターを目指す当研究所のビジョン
こんにちは、さくらインターネット研究所の鷲北です。当研究所は中・長期のビジョンに立ち、3~5年先に役立ちそうなことを考えることを任務としています。このビジョンについては、これまで研究員各位の自由にある程度まかせていたのですが、このほど共通認識としてとりまとめをしてみましたので、ここに公開したいと思います。
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