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作者アーカイブ: Shunsuke Kikuchi
博物館用RAG(Retrieval-Augmented Generation)を作ってみました
皆さんこんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
研究所ではAI・LLM(大規模言語モデル)技術に関して、技術そのものの発展のための本質的な研究からLLMを応用的に利用する研究まで、幅広く様々な領域での調査・検討を実施しています。今回はLLMを実際的に使う際にLLMに固有知識(ドメイン知識)を活用させるための手法として、汎用性があり使い勝手が良く近年注目されているRAG(Retrieval-Augmented Generation)を実際に試してみましたので、そのノウハウなどを簡単にご紹介したいと思います。
[続きを読む]さくらインターネット研究所 研究開発グループの取り組み紹介(24年4月)
こんにちは、さくらインターネット研究所 研究開発グループのグループリーダー菊地です。研究所ブログ記事としてはかなり久しぶりになってしまいましたが、研究所(研究開発グループ)の取り組み内容(研究テーマ)をご紹介したいと思います。
さくらインターネット研究所は現在、研究開発グループとプロダクト開発グループの2グループ体制となっておりまして、研究開発グループは、従来から引き続き、各研究員がそれぞれテーマを持って研究を推進するスタイルとなっています。研究テーマは時期で一律に区切るものではない(研究員がそれぞれ自分の考えるスパンで取り組む)のですが、年度の区切りでまとめるようにはしていて、2024年4月時点での各研究員の研究テーマは以下のようになっています。
[続きを読む]「誰でもできるスマートシティ向けOSS : FIWAREのはじめかた」講演資料公開
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
先日2021/09/18に開催された、オープンソースカンファレンス2021広島onlineにて、スマートシティ向けOSSのFIWAREについての講演をさせていただきました。その資料を公開いたします。
都市OSとも言われるスマートシティ向けOSS、FIWAREですが、名前は聞いたことあるけどよく知らない、という方が多いのではないでしょうか。研究所(菊地)では、研究テーマとしてデータ流通およびFIWAREの調査・研究に継続的に取り組んでおります。
入門向けのわかりやすい資料となっておりますので、ちょっとでもご興味持っていただけましたらご参照頂ければ幸いです。
「エッジ・フォグコンピューティングの成り立ちとネットワークインフラのこれから」講演資料公開
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
社外の勉強会(Infra Study Meetup #7)にてエッジコンピューティングについて講演させていただく機会がありました。その資料を公開いたします。
エッジコンピューティングというものがどうやって登場してきたか、また現在の業界各社での取り組み状況、エッジコンピューティングを作る際の技術や課題などについてまとめています。専門的深堀というよりは総合的俯瞰的な内容ですので(まさに俯瞰的と言っていいでしょう)、エッジコンピューティングよくわからないけど気になっている、という方にお勧めです。
[続きを読む]コロナ禍に端を発したオフィス見直しに関する一考察
こんにちは、さくらインターネット研究所、東京支社勤務の菊地です。
さくらインターネットは、リモート前提の働き方をより一層推進していく方針から、この度東京オフィスを縮小することになりました。それを受けて資料をまとめましたので参考までに公開いたします。
[続きを読む]DICOMO2020にて研究所より2件の発表、活動功労賞を受賞しました
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。2020年6月24日から26日まで開催された、マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2020)シンポジウムにおいて、当研究所メンバーより以下2件発表いたしました。
- 鶴田(@tsurubee3),アニーリングマシンを活用したエッジAIにおける生成モデルの学習効率化のためのアーキテクチャ
- 菊地(@kikuzokikuzo),招待講演 クラウドをエッジに延伸せよ – エッジコンピューティング実現にむけたさくらインターネットでの取り組み –
また、当シンポジウムにて、松本直人が活動功労賞を受賞しました。
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