DICOMO2020にて研究所より2件の発表、活動功労賞を受賞しました
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。2020年6月24日から26日まで開催された、マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2020)シンポジウムにおいて、当研究所メンバーより以下2件発表いたしました。
- 鶴田(@tsurubee3),アニーリングマシンを活用したエッジAIにおける生成モデルの学習効率化のためのアーキテクチャ
- 菊地(@kikuzokikuzo),招待講演 クラウドをエッジに延伸せよ – エッジコンピューティング実現にむけたさくらインターネットでの取り組み –
また、当シンポジウムにて、松本直人が活動功労賞を受賞しました。
[続きを読む]「さくらインターネット最新の取り組み」講義資料公開
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
この度、機会を頂き九州工業大学にて大学院の学生さんに講演させていただきました。「インターネット工学特論」という講義の1コマです。
さくらインターネットの取り組みについて自由に話してよいということでしたので、インターネットの成立から現在までの略歴に合わせてさくらとさくらのサービスの成長について説明する、というストーリーで資料を構成しました。また表題の通り、さくらでの最新の取り組みについても後半で簡単に触れております。ややオレオレ史観なところもありますが、それなりにわかりやすく作成できたかなとも思っております。
よろしければご覧ください。
資料のダウンロードはこちらからも可能です。
COVID-19対策タイムライン公開のお知らせ(更新終了)
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本直人です。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策に関して、公共機関等からの情報、外部関連リンクをまとめた「COVID-19対策タイムライン」を公開しました。現在行われている「感染症対策」理解の一助となりましたら幸いです。(更新終了: 2020年04月06日)
第12回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS 2019)で2件の発表、優秀論文賞を受賞しました
さくらインターネット研究所の鶴田(@tsurubee3)です。2019年12月5〜6日に沖縄産業支援センターで開催された第12回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS 2019)にて、さくらインターネット研究所から2件の発表を行いましたので、スライドと共に内容を紹介します。
加えて、株式会社ハートビーツ取締役VPoEの高村成道(@nari_ex)さんをご招待した際に行っていただいた講演の内容を紹介します。
また当シンポジウムにて、坪内(@yuuk1t)が優秀論文賞および シー・オー・コンヴ賞をダブル受賞いたしましたので、そちらの様子も紹介します。
[続きを読む]「プラットフォーム事業者としての今後のエッジコンピューティングのあり方について」というタイトルでパネル登壇しました
こんにちは、さくらインターネット研究所の菊地です。
2019/11/27(水)〜2019/11/29(金)に開催されたITRC Meet46にて、「プラットフォーム事業者としての今後のエッジコンピューティングのあり方について」というタイトルでパネルディスカッション(エッジコンピューティング環境を考慮した次世代IoTプラットフォームに関するパネル)に登壇してきました。
[続きを読む]管制室にはなぜ大きなディスプレイがあるのか
さくらインターネットの鷲北です。さくらインターネット研究所は、公立はこだて未来大学システムソフトウエア研究室(松原克弥研究室)と共同研究を開始しています。
その一環として、先日研究室のみなさんとディスカッションを行いました。その際、鷲北が用意して発表した資料を公開させていただきます。
該スライドの書かれた背景は、非常に複雑で巨大なシステム(サービス)の監視に際して、大きなディスプレイ(スクリーン)が有効ではないかという研究をされている学生がいらっしゃるのですが、そういえばそもそもどうして管制室には大きなディスプレイがあるのか理由を調べたことがなかったなと思い立ち、調べてみた内容をまとめたものです。
このほかにも、超個体型データセンターに関連、あるいは関連しない様々な研究調査を続けていく予定です。
FGNエンジニアMeetup vol.3でキャリアの話や材料工学・機械学習を活かした今後の研究について発表しました
さくらインターネット研究所の鶴田(@tsurubee3)です。
2019年10月1日にFukuoka Growth Nextで開催されたFGNエンジニアMeetup vol.3にて、さくらインターネット研究所から1件の発表を行いましたので、スライドと共に内容を紹介します。
「Connecting The Dots」しよう!〜情報システムの未解決問題を材料工学,機械学習,量子コンピュータで解く〜
本発表の前半では、過去の経験や知識を活かしながら仕事をしていくために重要な「Connecting The Dots」という考え方を紹介しました。「Connecting The Dots」とは、スティーブ・ジョブズ氏が2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの中の言葉です。要約すると「先を見通して点をつなぐことはできない。過去を振り返えることでしか点をつなぐことはできない。だから、将来つながると信じて点を打ち続けよう」といった内容です。鶴田はこれまで、材料工学の研究、消防士、機械学習エンジニア、インフラエンジニアなど様々な仕事に取り組んできた経験があり、取り組んでは辞めてを繰り返してきたことに対して強い劣等感を持っていましたが、「Connecting The Dots」という言葉を知り、全てをつなぎ合わせて強みにしていきたいと思い始めました。そして、学生時代に学んでいた材料工学と、ここ数年一番力を入れて学んでいた機械学習が、「量子アニーリング」によりつながったという話をしました。量子アニーリングは組み合わせ最適化問題の汎用的な解法として注目を集めている手法ですが、その原理は材料工学と深いつながりがあります。このように自分にしか見えないつながりが見えてくると、自分がそれに取り組む意味、すなわち内発的な動機付けが自然に行うことができ、情熱を持って取り組むことができるのではないかと考えています。
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