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「研究紀行」カテゴリーアーカイブ
つれづれ研究紀行(11) ASM.JSの可能性
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
2013年3月15日開催されたonGameStartUSからasm.jsについてピックアップ。
Performance of HTML5 games with asm.js. James Long |
asm.jsは”an extraordinarily optimizable, low-level subset of JavaScript”と銘打たれており、Firefoxブラウザの拡張環境上で動くJavaScript上からアセンブラ環境をダイレクトに操作する仕組みを目指して開発が成されています。
確かに高速化され、JavaScript環境から開発できるため利点も多く見えるのですが、いずれにせよ独自ブラウザ実装と機種依存の部分は排除できず、当日のカンファレンスでも議論が割れていました。
つれづれ研究紀行(10) HTMLモバイルゲーム性能について
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
2013年3月15日開催されたonGameStartUSからHTMLモバイルゲーム性能についてピックアップ。
Performance optimization for Mobile HTML5 Games Pascal Rettig |
とくに、ここで紹介引用された「The Great HTML5 Mobile Gaming Performance Comparison by Ashley | 23rd, May 2012」は、見れば見るほど技術者として悲しい気持ちでいっぱいになります…
つれづれ研究紀行(9) 60Bay 4U BOX
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
今回も2012年6月にCOMPUTEX TAIPEIで発表された高密度サーバーついて報告書からピックアップ。
Quanta MESOS M4600H
Ultra-Dense 4U Disk Expansion Unit
4Uに3.5インチHDDを60Bayを内包するストレージ筐体ですが、やはり重さが少し気になるところではあります。国内設備の場合、ラック単位での床荷重にも制限はありますので導入には注意は必要です。
つれづれ研究紀行(8) 48Bay 4U BOX
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
今回は2012年6月にCOMPUTEX TAIPEIで発表された高密度サーバーついて報告書からピックアップ。
CHENBRO NR40700
4U 48-bay High Density Storage Server Chassis
既に幾つかの製品では良くみる筐体実装となっていますが、当日から高密度化への流れは続いているように感じます。
つれづれ研究紀行(7) 省電力サーバーの取り組み
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
今回は2012年3月に取り組んでいた省電力サーバーの取り組みをピックアップ。
AMD E350/DDR3 Mini-ITX E35M1-I
当然実用に至るような設計ではありませんが、多数のストレージ/ネットワーク・ポートを1つの筐体で内包する場合の課題抽出には十分な成果がありました。
一世代前のマザーボードですが、今後も高密度集積が行われていくサーバー環境の将来を見据えていくための参考情報となりましたら幸いです。
つれづれ研究紀行(6) ARM Serverの取り組み
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
今回は2011年11月に取り組んでいたARMサーバーの性能評価報告をピックアップ。
「ARM-base Serverの開発環境を調査のため、QNAP TS-119P+にDebian on QNAPを入れるべく諸々を見ています。
Debian(Squeeze)のinstalltionを見ると概況が確認できます。 運用時でも消費電力が5-12WとPCの300W付近に比べても十分に低いものですので、使い勝手によっては中々面白いデータが取れそうです。」 |
当時からARMサーバーの消費電力の低さは十分に確認されていたようです。
つれづれ研究紀行(5) High Density SSD Server
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
今回は2013年6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI2013からHigh Density SSD Serverの動向をピックアップ。
■参考: COMPUTEX TAIPEI2013(Chirpstory)
左記写真は、AAEON社が展示していたVDI(Virtual Desktop Infrastructure)向けに開発された高密度SSDサーバーです。
64枚の2.5インチSlimSSDをSATA接続でき、DDR3 DIMMも16枚搭載できる機器構成をしています。(CRS-720X-2R/High Performance 2U Storage Server)
こういった機器はVDIのような全体的にIOPSが不足しがちなシステムには最適な構成と考えられ、数年先には当たり前に高密度サーバーが使われいくかもしれません。