KVMを使う(ディスクの動的追加編)
仮想化環境ではディスクやメモリなどのリソースを必要に応じて増減できる点が魅力です。今回はKVMのゲストOSを動作させたまま、ディスクを追加する方法をご紹介します。
ディスクの動的追加について調べると、KVMの本家サイトにあるHotadd pci devicesというページに行き当たります。このページの方法を要約するとこんな感じです。
- HDDはPCIのSCSIコントローラと共に動的に追加する
- ゲストOSはPCIカードの動的な増減を検出しなければならない
- そこでpci_hotplug関連のカーネルモジュールをロードする
- qemuのモニタからPCIカードとHDDイメージを追加すると、ゲストOSが動的に検出してくれる
なるほど。ちょっと試してみましょう。