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仮想化」カテゴリーアーカイブ

SAKURA Internet Inc.

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「さくらのクラウド」の舞台裏

fig0000皆さまこんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。

先日、若手ネットワークエンジニアが集うミーティング「wakamonog4」において、『「さくらのクラウド」の舞台裏』と題した発表をさせていただきました。

弊社クラウドサービスの開発が本格的にスタートしてから2年半、これまでのネットワークの変遷やストレージボトルネック解消への取り組み、また運用に関する話題としてDoSアタック対策についてご紹介をさせていただきました。

発表資料は以下に置いておりますので、ご興味がありましたらご覧いただければと思います。

「さくらのクラウド」の舞台裏

Intel DPDK KNI実装評価のご報告

dpdk-kni20131031v1みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

弊社、研究所にてIntel社より公開された高速ネットワーク技術のひとつDPDK(Data Plane Development Kit)の評価実験を行っておりますが(前回ブログ)、新たな機能であるKNI(Kernel Network Interface)についての評価も行いましたので、ご報告いたします。

How to Speak Intel DPDK KNI for Web Services. (SlideShare)

ご興味ございましたら、ご一読ください。

Ether over InfiniBnad実験例について

eoib-2012-2みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

GRE Transparent Ethernet bridging over InfiniBandを試してみましたので情報共有を致します。

これにより、Ethernet環境からInfiniband環境のServerに対して透過的にEthernet通信できるようになります。

しかしながら、仮想イーサネットやブリッジなど複数インターフェイスを経由するため、当然その性能は劣化しますので導入には注意が必要です。

Policy Base Routing実装例について

vyatta-pbr-design-flow2013みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

VyattaCore 6.5R1から導入されているPolicy Base Routingの実装方法について解析を行いましたので共有致します。

(※高画質なデータはこちらをどうぞ)

Linux上でのipコマンドやiptablesの設定を、いかに簡単なコマンド体系で整理されているかが確認できます。

特定トラフィックにiptables上でMARK付けを行い、そのトラフィックが来た際にipコマンドで設定された特定ルート・テーブルを参照する仕組みは、たいへん良く出来た仕組みだと感じます。

VYATTA USERS MEETING Autumn 2013参加のご報告

BWRZPOzCYAAggWbみなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年10月11日で開催されました「VYATTA USERS MEETING Autumn 2013 in Tokyo」に参加しましたので、ご報告致します。

当日資料も掲載されておりますので、ご一読頂けましたら幸いです

VXLANトラフィック解析について

vxlan-wiresharkみなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は、仮想化ネットワーク技術のひとつであるVXLANのトラフィック解析手法についてご紹介いたします。

この手法は「Simple VXLAN lab on Workstation viewing traffic with Wireshark Part – 1(VMware)」でも紹介されており、Linux上で一旦蓄積したネットワークダンプ(pcapデータ)をWiresharkで見られるというものです。

複雑に折り重なる仮想化ネットワークを安定的に動かすための、技術的な一助としてお役に立ちましたら幸いです。

IDF13: PMFS using DRAM

pmfs2013みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年9月10日~12日に米国サンフランシスコにて開催されたIntel Developer Forum 13で見つけた技術情報を共有致します。

IDF13のCLDS002 – Software Defined Data Center (SDDC) Best Known Methods でも取り上げてられていたPMFSについてご紹介いたします。

“This file system has been validated using DRAM to emulate persistent memory. Hence, PMFS also provides an option to load the file system from a disk-based file into memory during mount and save the file system from memory into the disk-based file during unmount.” という説明の通り、DRAMとDISKを組みわせてCPU処理を減らす高速ストレージが実現できます。

しかしながら、PMFS uses journaling (undo log) to provide consistent updates to meta-data. の通り、書き込み部分は最終的にDISK性能に引きずられていきますので、用途をしっかりと特定する必要があります。