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年別アーカイブ: 2010
6to4によるIPv6接続(Linux編)
当ブログをご覧の皆様こんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。
前回のエントリでは、6to4の概要とFreeBSDサーバにおける6to4の設定について説明いたしました。
▽ 6to4によるIPv6接続(FreeBSD編)
https://research.sakura.ad.jp/2010/12/22/tunnel-6to4-freebsd/
今回はLinux編ということで、CentOSとUbuntuを例に6to4の設定方法を解説いたします。
6to4によるIPv6接続(FreeBSD編)
当ブログをご覧の皆様こんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。
弊社にて2010年9月より提供を開始した仮想化ホスティングサービス「さくらのVPS」にて、IPv6に対応しているか度々質問を受けることがあります。
開発陣に確認したところ、対応する予定はあるが時期は未定、とのことで、大変申し訳ありませんが、正式対応までしばらくお待ちいただければと思います。
しかしながら実験ベースでも良い、という方には簡単な設定で今すぐに使える「6to4」を使ったIPv6接続をお勧めします。なお、6to4はさくらのVPS以外でもIPv4グローバルアドレスの環境があれば使用することができます。
第3回クラウド勉強会のご報告
当ブログをご覧の皆様こんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。
先日、12/16(木)に株式会社サイブリッジ様主催の第3回クラウド勉強会にて発表を行いましたので、今回はそのご報告をさせていただきます。
▽ イベントWebページ:第3回クラウド勉強会 ~NoSQL(KVS)大集合~
http://atnd.org/events/10152
クラウド環境における仮想ルーター資料公開
2010年11月24日開催のInternetWeek、12月9日開催のCloud Business Allianceなどセミナーにて「クラウド環境における仮想ルーター」をテーマとした発表を行いましたので、ご報告をさせて頂きます。
・クラウド環境における仮想ルーター(PDF)
昨今、規模が拡大する仮想化環境において用いられる仮想ルーターと言う概念や、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドをつないで利用するハイブリット・クラウドへの関心も高まっており、当日の参加者の方からもご質問を多数頂いた状況です。来年以降のクラウド環境を取り巻くニーズの拡大も予測される、たいへん熱量の高い場に参加をさせて頂きました。(研究所 松本)
VYATTAでつなぐインター・クラウド接続 (4)
さくらインターネット研究所 松本です。次回に続きソフトウェアルーターであるVYATTAのネットワーク運用技術についてみていきましょう。VYATTAはオープンソースで構成されており、外部からモジュールを好きなだけ追加することができます。今回はネットワーク・トラフィックモニタリング・ツールであるvnstatの機能追加してみました。
$ configure # set system package repository lenny components main # set system package repository lenny url http://cdn.debian.net/debian # set system package repository lenny distribution lenny # commit # save # sudo aptitude update # sudo apt-get install vnstat # vnstat -l -i eth0 Monitoring eth0... (press CTRL-C to stop) rx: 12.91 kB/s 44 p/s tx: 44.25 kB/s 51 p/s
Fig.1 Real-time Network Traffic Monitoring using 3rd party open souce.
Infiniband DAY[02]開催のご報告
2010年11月17日(水曜日)にInfiniband DAY[02] Onlineを開催されましたのでご報告いたします。
本セッションは、すべてライブ配信を用いてすべてオンライン上で行われ、シーゴシステムズ・ジャパン株式会社 谷 様から「Infiniband入門(PDF)」を、株式会社NTTデータ 伊藤 様から「プログラマ目線から見たRDMAのメリットとその応用例について(PDF)」のご講演をいただきました。
中継の内容は録画されておりますので、ゆっくりお楽しみ頂ければと思います。
Infiniband DAY[02] Online (01:40:38)
KVMを使う(Ubuntu Desktop編)
11月16日、LPI-Japan主催のセミナーでKVMに関する講演をさせていただきました。当研究所ではこれまでにqemu-kvmをソースからコンパイルして使うことを前提に色々な紹介をしてきましたが、講演では広く気軽に試していただくよう、Ubuntu Desktop Editionを例にパッケージでインストールする方法を取り上げました。講演ではスライドでお見せした部分を、当ブログではじっくりコンソールでご覧にいれたいと思います。