SSLデータ転送とボトルネックについて
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

TCP/IPやSSLなどのボトルネックを考える場合、USENIX NSDI11でも発表のあったSSLShaderが役に立ちます。
SSLShader: Cheap SSL Acceleration with Commodity (PDF) Processors Keon Jang and Sangjin Han, KAIST; Seungyeop Han, University of Washington; Sue Moon and Kyoungsoo Park, KAIST
この中ではSSL通信を行う際のボトルネックはTCP/IP stackにあり、その割合がもっとも高いと述べられています。
「100Gigabitに向けた取り組み」でも述べていますが、今後も広帯域・高速化が続くネットワーク環境においては、TCP/IP処理のさらなる進化が求められているように感じます。
著者

松本 直人
客員研究員
1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタント等を経て2010年より現職。トヨタ自動車株式会社を兼業。研究テーマは、次世代モバイルセンシング(モノコトの見える化)、次世代モバイルアプリケーション等。