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Flowops14参加のご報告

当ブログをご覧の皆様こんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。

Flowopsというグループはご存知でしょうか?

NetFlowやsFlow、IPFIXといったネットワーク機器を流れるトラフィックをサンプリングしてモニタする仕組みについて議論しているグループです。私も設立当初から参加させていただいています。

その中で、先日2011/4/8に開催されたFlowops14のミーティングにて、「クラウドインフラにおけるxFlowの応用について」というタイトルで発表を行いました。


▽ Flowops14のWebページ
http://www.flowops.jp/wiki.cgi?page=%A5%DF%A1%BC%A5%C6%A5%A3%A5%F3%A5%B0

IaaSクラウドのインフラでは、特にネットワークは高い柔軟性を持っている反面、仮想マシンの配置方法によっては、非効率な通信が発生する可能性もあります。そこで、効率的に流れているかを観測するためにxFlowを応用しようという試みを行いましたので、その内容についてお話をさせていただきました。

将来的には、観測したデータをもとに、仮想マシンの配置を最適化する仕組みを構築することを目指しています。

発表資料を以下にアップしましたので、ご興味をお持ちの方はご覧いただければと思います。

→発表資料:クラウドインフラにおけるxFlowの応用について