ポリシーベースルーティングによるサーバ負荷分散
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

VyattaCore 6.5R1より導入されたPolocy Base Routing機能を使ってLayer 3 Direct Server Responseによるサーバ負荷分散の事例をご紹介いたします。
中身は昔からiptablesなどで入っているsource routingの機能ですが、このように簡単に誰でも設定できると裾野も広がりを感じます。
複数サーバ側では同一のIPv4アドレスをループバック・インターフェイスに付け、ポリシーベースルータ側で振り分けるようにしています。
著者

松本 直人
客員研究員
1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタント等を経て2010年より現職。トヨタ自動車株式会社を兼業。研究テーマは、次世代モバイルセンシング(モノコトの見える化)、次世代モバイルアプリケーション等。