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RDMA転送技術とボトルネックについて

perf-rcopy20121228みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

InfiniBandRoCE(RDMA over Converged Ethernet)環境で利用可能な、もっとも効率の良いデータ転送方式であるRDMAについて評価実験を行っています。

InfiniBand上でRDMA転送によってデータをやり取りすると、旧来であればCPU処理していたTCP/IPなどがボトルネックとなりがちでしたが、その重荷からも解放されている事が実験からも分かりました。

実験環境ではRAMDISKからRAMDISKへRDMA転送を行っていますので、最終的にもっとも高いボトルネックが「メモリへの読み書き処理」にまで削減されているのが分かります。データをとにかく高速にやりとりしたい場合にはRDMA転送技術がもっとも効率的といえます。