視覚を通じた情報共有への取り組み(4)

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

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視覚を通じた情報共有への取り組み(3)」の補足となりますが、「全天周レンズとは、どのような仕組みか?」についてご紹介いたさいます。

レンズの造り込みにも大きく依存しますが、今回用いているレンズでは左記のように周辺撮影に特化したモノを使用しています。

天頂部と俯角(地面方向)は、残念ながらレンズ構造上の問題で犠牲となっていますが、一回の撮影で360°すべての状況を1枚の写真データに収めるられるメリットは大きいと感じています。

動きが速い被写体や、刻々と変化する現場の一瞬をデータとして閉じ込められる点は、とても有効です。

著者

松本 直人
松本 直人
客員研究員

1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタント等を経て2010年より現職。トヨタ自動車株式会社を兼業。研究テーマは、次世代モバイルセンシング(モノコトの見える化)、次世代モバイルアプリケーション等。