小型高帯域Inifniband Switchの可能性
昨今、低価格で高帯域のメディアとしてInfinibandへの関心が高まっていますが、そのような状況で最新の機器のリリースも続いています。当研究所でもいち早く機器の評価を開始しています。今回入手した40Gbps QDR 8 port Infiniband Switchは片手にのるサイズで、全体帯域で320Gbpsのバックプレーンをもつ機器です。Infiniband QDRによるネットワーク構築もさらに手軽になってきており、こういった小型クラスタ用途向けの製品が出てくることは、業界がとても良い傾向にあると感じています。

著者

松本 直人
客員研究員
1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタント等を経て2010年より現職。トヨタ自動車株式会社を兼業。研究テーマは、次世代モバイルセンシング(モノコトの見える化)、次世代モバイルアプリケーション等。