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VYATTAでつなぐインター・クラウド接続 (4)

さくらインターネット研究所 松本です。次回に続きソフトウェアルーターであるVYATTAのネットワーク運用技術についてみていきましょう。VYATTAはオープンソースで構成されており、外部からモジュールを好きなだけ追加することができます。今回はネットワーク・トラフィックモニタリング・ツールであるvnstatの機能追加してみました。

$ configure
# set system package repository lenny components main
# set system package repository lenny url http://cdn.debian.net/debian
# set system package repository lenny distribution lenny
# commit
# save
# sudo aptitude update
# sudo apt-get install vnstat

# vnstat -l -i eth0
Monitoring eth0...       (press CTRL-C to stop)

  rx:      12.91 kB/s    44 p/s      tx:      44.25 kB/s    51 p/s

Fig.1 Real-time Network Traffic Monitoring using 3rd party open souce.

手順としては、VYATTAの元となっているLinux OSであるdebianのパッケージ・レポジトリーを登録し周辺情報を更新します。その上でパッケージとして提供されているvnstatを追加します。debianのパッケージに存在するソフトウェアであれば、どのようなものでも同様に導入が可能です。通常の商用ルーターなども場合、新たに機能を盛り込むことは、ほとんどの場合不可能であり、オープンソース・ソフトウェアとして作り上げられたVYATTAならではの機能ともいえます。

次回もVYATTAを用いたネットワーク運用技術について、皆様と情報共有していければと思います。


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