管制室にはなぜ大きなディスプレイがあるのか
さくらインターネットの鷲北です。さくらインターネット研究所は、公立はこだて未来大学システムソフトウエア研究室(松原克弥研究室)と共同研究を開始しています。
その一環として、先日研究室のみなさんとディスカッションを行いました。その際、鷲北が用意して発表した資料を公開させていただきます。
当該スライドの書かれた背景は、非常に複雑で巨大なシステム(サービス)の監視に際して、大きなディスプレイ(スクリーン)が有効ではないかという研究をされている学生がいらっしゃるのですが、そういえばそもそもどうして管制室には大きなディスプレイがあるのか理由を調べたことがなかったなと思い立ち、調べてみた内容をまとめたものです。
このほかにも、超個体型データセンターに関連、あるいは関連しない様々な研究調査を続けていく予定です。
著者

鷲北 賢
研究所所長
1998年、エス・アール・エス有限会社入社の後、合併を経てさくらインターネット株式会社へ。技術部部長、取締役を経て、2009年7月に研究所所長就任。
会社設立時より技術担当。レンタルサーバ組み立てから始め、データセンタ構築、バックボーン構築、オンラインゲームプロジェクトの技術運用などを歴任。2018年まで、クラウドサービスのマネージャを担当。
初代所長に任命された割に研究者としての実績はなく、論文は学生時代に書いたきり。他、数冊の書籍の執筆経験がある。
最近の興味の中心は、サーバの仮想化、クラスタリングなど。