こんにちは、さくらインターネット研究所の鷲北です。
さくらインターネットはGitHub Cloud上にsakura-internetというorganizationを持っています。これは元々新しモノ好きの研究所が「一番乗りやー」と勝手に取ったorganization名だったのですが、「さくらのクラウド」を開発するときにコード管理をGitHubでやろうということになり、じゃあプライベートリポジトリを作れるようにと研究所予算で有償化したものです。なので2011年のプロジェクト発足以来、私が毎月カードの請求を精算していたのでした。さくらの精算事務は割に電子化されてますが、それでもGitHubのinvoiceのPDFをコピペしないといけなかったりして、それなりに面倒なもんですし、なんとまあ内部監査室が「退職した社員のアクセス権限はちゃんと管理しているんでしょうね?」と釘を刺してくるので「ええ、もちろん!」と答えた後に慌てて作った「社員名簿とorganizationのmember listを比較してヌケモレがないかチェックする、ついでにcollaboratorsの一覧も管理して監査がチェックできるようにするバッチ」で管理したりと、色々手間暇かかっていたりするのです。こういうのが大人の事情というものなのですね。
で、惰性で支払っていたこの利用料金なのですが、なんと社内のGitHub Enterprise管理担当からアプローチがあり、「ライセンス統合により全部無償化できます」ということになりました。それが今月、とうとう実現いたしました。
詳しいことは 新しいGitHub Enterpriseライセンスを導入した話 をぜひご覧下さい。山田さんありがとうございます!
クラウドチームがGitHubを始めた頃は、gitってどないやねんな、という感じだったのですが、今ではなくてはならないツールとなっていて、本当によかったなあと思う次第です。
あとは内部監査のチェックがなくなれば……。いやこれは無理ですね。