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研究開発要員募集(〆切りました)

さくらインターネット研究所では、研究開発要員を若干名募集致します。

募集は〆切りました。以下は研究所ご紹介として保管しておきます。

自由な発想と行動力で、自分自身の可能性を追及し、他の社員への刺激になれるような、オープンで協調性のある人を求めています。

  • 基礎研究
    インターネット技術およびさくらインターネット事業に関連する技術分野全般において、研究を担当していただきます。研究活動を通じて社会に貢献できる人材を求めます。
  • 研究開発
    中・長期的視点に立ち、将来のさくらインターネットの事業に結びつく新しい技術やサービスの開発を行います。プロトタイピングから、開発・運用へ発展させる行動力を求めます。

応募については 当社Webページ:キャリア採用 をご覧になり、応募フォームからお申込みください。

…とはいえ、これだけではよく分らないと思いますので、研究所の活動についてご紹介がてらまとめたいと思います。

2009年度の研究所活動について

2009年度は研究所設立の年として、準備と立ち上げを中心に活動していました。2009年度中には3名で活動に取り組んでいます。

主なテーマは次の通りです。

  • クラウド・コンピューティングに向けた仮想化技術の研究
    2009年度中は実験用ネットワークの構築を行い、100台を擁するサーバ・ファームを準備しました。この上で仮想化ソフトウェアや分散ファイルシステムを展開し、実験を開始しました。
    仮想化ソフトウェアはKVMを取り上げ、パフォーマンスを重点項目にして試験を実施しています。分散ファイルシステムはいくつかの例を取り上げ、調査と試験を始めた段階です。
  • グリッド・コンピューティング検討
    グリッドと標榜していますが、処理分散をテーマにできないかと考えてタイトルを付けただけの格好になっています。具体的にはKVSを取り上げ、いくつかの実装についてスケールアウトの可能性、サービス化の可能性について試験を行いました。
  • IPv4枯渇対策およびIPv6実装の研究
    当社データセンタ事業における、IPv4枯渇問題に対する対策の検討、およびIPv6サービス化に向けた検討を行いました。研究の成果は、Webページ・トランスレーションとして実装し、当社Webページ閲覧に利用しています。また社内プロジェクトへ取り組みをフィードバックしています。

2010年度の活動予定について

2010年度は活動の幅を広げ、当初目標に沿って推進していく予定です。現時点では、以下のテーマに取り組む予定であり、また適宜取り組みを増やしていきます。

  • クラウド・コンピューティングに向けた仮想化技術の研究
    仮想化ソフトウェア、分散ファイルシステムは引き続き研究を行います。今年度中にはサービス化の予定もあり、それに向けて検証や実証を行う予定です。
    あわせて、サーバ仮想化に必要なネットワーク設計の研究にも着手します。
  • グリッド・コンピューティング検討
    引き続きKVSの検討を続け、当社サービスとして実装できないか可能性を探ります。
  • 学生インターンの受け入れ
    今年の夏季休業期を目標に、学生インターンの受け入れを検討しています。現在体制を整えるべく準備を進めています。詳細が決定次第アナウンスしたいと考えています。

応募されるみなさんへ

さくらインターネット研究所は、企業内研究所として業績に対する貢献を求められる立場ではありますが、中・長期の視点に立ち、将来のサービスやインターネット社会に対してプラスになる見込みがあるならば、積極的に挑戦していきたいと考えています。現在の取り組みについて紹介させていただきましたが、これらにこだわる必要はありませんし、それよりも別のテーマに取り組む意欲を持った人材を求めています。特に若い方のチャレンジに期待します。よろしくお願いします。


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